【災害から考える16】福島県沖でＭ7.3の地震が発生（2月13日23時08分）

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　昨夜23時08分、福島県沖の深さ55キロメートルのところで、地震が発生しました。

（ウェザーニューズ）

　いつも調査でお世話になっているみなさんがお住まいの福島県と宮城県で、震度６強を観測しました。

被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

　昨夜あった官房長官の会見で、福島第一、第二、女川ともに原子力発電所は大丈夫とのことで、安堵しました。

　ただ、今朝起きてみると、常磐道で大規模ながけ崩れがあったとの報道に接しました。巻き込まれた方がいないらしいとのことで安心しましたが、気象庁によると、今後1週間は同規模の余震が起きるかもしれないらしく、注意が必要そうです。

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　今回の地震は、３・１１東日本大震災の余震だそうです。

　地球の時間のスケールからすると、10年というのはあっという間なのだなと痛感させられました。

　一方、国内では、東日本大震災への風化が進んでいるように思います。

　昨年来、今回の地震で大きな揺れを観測した女川原子力発電所が再稼働に向けた動きをしているのも、その表れのように思えます。

（ＮＨＫニュース）

　いま一度、東日本大震災のときの気持ちを思い出し、地震国であるという事実を前に、どういう社会を築いていけばいいのか、再考を迫られているように感じました。

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　明日１５日は、福島県で大雨が予想されているそうです。地震で地盤が緩んでいて、二次災害も懸念されます。

　これ以上、被災された皆様になにも起こらないことを祈ることしかできない自分が悔しいですが、どうか、今後もお怪我などなきよう、ご自愛の上お過ごしいただけたら幸いです。