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ものぐさ講師の徒然日記

窓際大学教員が、日々の暮らしで感じたことを、徒然なるままに綴っています(日・木曜日に更新)

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【災害から考える8】『天気の子』で警鐘が鳴らされていた!?

Posted on 2020年9月15日2020年9月27日 by monogusalecturer2021

◆今日の千葉ロッテ-埼玉西武戦

 わたくし、小学3年のときからロッテファンなのですが、今日の試合は嫌な予感が的中しました。石川投手が6回まで1回あたり12~13球で完封ペースの省エネ好投だったのですが、7回にホームランで1点を返されてしまいました。このとき、ブルペンでは、驚異の防御率0.00の唐川投手が肩をつくっていました。ところが、8回は石川投手が続投だったのです。嫌な予感がしました。

〈いくら球数が少ないといっても、1点取られて完封勝利はなくなったし、2点という僅差なのだから、唐川投手にかえたほうがいいのではないか? 9月8日以来、1週間投げていないから、体調も万全だろうし・・・〉

 予感は的中。ランナーを背負った石川投手にかわり登板したハーマン投手がスパンジェンバーグ選手にホームランを打たれ、そのまま逆転負け。石川投手の7連勝もなくなってしまいました。先制した試合の連勝も22でストップ。く、くやし~~~い!

◆線状降水帯

 前置きが長くなってしまいました。前回、川は蛇行しているほうが、より多くの水を受け止められるというお話をしましたが、最近の豪雨は、そんな悠長なことを言っていられないほど、多量の雨が降っています。

 7月だったと思うのですが、大学の先生が、テレビで、熊本豪雨は上空にアマゾン川があるくらいの水蒸気があった、とお話しされたのです。ビックリしました。被災地の情景が頭に浮かび、〈それじゃあさすがにどんな地域でも川が氾濫してしまうじゃないか!〉と悲しくなってしまいました。

 それから何日くらいあとか忘れてしまいましたが、定期購読している東京新聞の「こちら特報部」欄で、テレビで拝見した先生による、件のお話が載っていました。それから2か月。半年分たまった新聞を9月に入ってから切り抜きはじめ、このときの記事を発見。「ブログで紹介したい!」と思い、大事に取っておきました。ところが、大事にとっておこうとするほど、なんでも逆にどこかへ行ってしまうもので、この記事も、いま、私の汚い部屋のどこかへ旅に出てしまっています。

 そういうわけで、熊本豪雨の線状降水帯が、なぜ、アマゾン川に匹敵するほどの水蒸気量を発生させたのか、そのメカニズムはわからないのですが、それほど強力な現象だとは、思ってもみませんでした。

◆『天気の子』で警鐘が鳴らされていた!?

この記事を見て、真っ先に思い出したのが、映画『天気の子』のなかでの、言葉と描写でした。

『天気の子』のなかでは、雨がドッと降ってきたあと、路上に透明な魚のようなものがいて、すぐ消えていくという描写が随所にあります。そして、誰が言ったかは忘れてしまったのですけれど、空にも相当な量の水があるから、どんな生き物がいたっておかしくない、という登場人物の言葉もあって、いまでも耳に残っています。

新海監督は、もしかしたら、線状降水帯のメカニズムや特徴をご存知だったのではないか。だから、私たち観客にたいし、あのような描写を通じて、〈これからもっと温暖化が進んでしまうと、線状降水帯が発生しやすくなるし、それは大河なみの水蒸気を含んでいて、とても危険なんだよ〉と訴えかけておられたのではないか。テレビと東京新聞の記事を見て、そう思ったのです。

新海監督の先見の明には、脱帽です。本当にすごいと思います。

それにしても、東京新聞の記事にははやく戻ってきてほしい! その記事をもとにブログを書きたくて、ここ数日、必死に部屋中を探したおかげで、部屋は少しきれいになってきたのですが、肝心のブログへの投稿については、間が空いてしまいました。今後は、整理整頓を心がけます・・・。

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