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12、他者への共感からくる食べず嫌い!?
こどもたちの布団にもぐりこんで新たな気づきを得た日の翌6月21日、月曜日。
夕食時に団らんしていたら、また新たな発見がありました。
二男のYくんは、ごはんのときはいつもマシンガントークです。
そのマシンガン弾を回避するため、「そういえば、ブログみてくれた?」と話を振ってみました。
見てくれていないようだったので、Tくんがキュウリを食べられるようになったのをきっかけに書き始めた内容を説明しつつ、「そういえば、Yくんもキノコ食べられないよね?」と尋ねました。
するとYくん、なんと、次のように返してきたのです。
「保育園でさ~、キノコ無理やり食べさせられて吐いているNを見て、オレも食べられなくなったんだよね~」
そしてYくん続けて曰く、「年が近いとさ~、心の痛みにつよく共感してしまうみたいなんだよね~」とのこと。
苦しめられている他者に共感して、同じものが食べられなくなってしまう、という事実!
またしても、目から鱗が落ちる発見でした。
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13、動物への共感からくる食わず嫌い!?
Yくんと喋っていて〈そういえば・・・K子さんは、共感する相手が違うバージョンかも!〉と思い立ちました。
K子さんは、鶏肉が食べられません。
その理由は、小学校低学年のころ、おばあちゃんが、庭の鶏を取ってきて、台所でしめるところを見てしまったからなんだそうです。
つまり、いのちを閉ざされる鶏を前にして、鶏の気持ちになったら苦しくて、同じものを食べられなくなってしまったわけです。そう考えると、動物に共感して、いのちを頂くのが難しくなってしまったわけで、共感する他者が人間から動物になったバージョンではないかな?と思ったのです。
そういえば、保育園の年長さんのとき、秋の稲刈り一週間合宿で、K子さんと同じように鶏がしめられるのを見ていたYくんもまた、お肉は全般的に控えめにしか食べません。
なるほど、人間の共感する能力が、食べ物の好き嫌いを左右することもあるんだ!
2日連続で、ニューロンがピピピとつながる気付き!
それを私に教えてくれたのは、こどもたちです。
こどもって、本当にすごい!